インデックス投資編③-②「最強のインデックスファンド…その名は…」
こんにちは!社会人2年目投資家のコロ助です。今回の記事では、前回の「新卒から始める資産運用~インデックス投資編③-①~」の続きを書いていきたいと思います。
前回の記事で、「eMAXIS Slimシリーズをお勧めする理由」が分かったと思います。まだ読んでいない人は先に読んでみてください!リンクを貼っておきますね。
今回の記事では、「超お勧めのeMAXIS Slimシリーズの中で、最も購入することを推奨するファンド」を紹介していきますね
そもそもeMAXIS Slimシリーズにはどんなものがあるの?と思う方もいらっしゃると思うので主要なファンドを簡単に説明します。
①eMAXIS Slim 先進国株式
「MSCI KOKUSAI(という指数)」に連動するインデックスファンド。
MSCI KOKUSAIの特徴としては、日本を除く先進国22か国の株式1,300銘柄から構成されています。また1,300銘柄の内6割はアメリカの株式が占めており、アメリカの割合が非常に高いです。信託報酬は0.11772%/年。
②eMAXIS Slim 全世界株式
「MSCI・オールカントリー・ワールド(という指数)」に連動するインデックスファンド。
この指数の特徴としては、日本を除く全世界の株式2,739銘柄から構成されています。
信託報酬は0.15336%/年(日本を含める全世界株式もあるので注意)
③eMAXIS Slim 米国株式
「S&P500(という指数)」に連動するインデックスファンド。
この指数の特徴としては、アメリカの大型株式500銘柄から構成されています。他のシリーズとは違い、アメリカの株式のみを対象としています。信託報酬は0.1728%/年。
「MSCIエマージング・マーケット(という指数)」に連動するインデックスファンド。
この指数の特徴としては、世界の新興国24か国の株式800銘柄から構成されています。
また800銘柄の20%近くは中国の株式が占めています。信託報酬は0.20412%/年。(他のシリーズと比べると割高)
以上がシリーズの簡単な説明になります。ではここから僕が一番お勧めするシリーズを紹介したいと思います。それは…(今までの記事を読んできた人なら何となく予想はついていると思います)
「eMAXIS Slim 先進国株式」
です。
その理由として3つ挙げさせていただきます。
①投資対象から日本を除いている
日本の株式市場は実はそれほど健全ではありません。TOPXや日経平均株価を実際に見ていただければわかると思いますが、バブル時の最高値を未だに更新できていません。これは投資先にするには非常に不安です。(長期投資として考えるならば一回はリーマンショックやバブル崩壊などの景気の後退期に直面します。そこからの回復力がない投資先は危険です)
また「アメリカが風邪を引けば日本はインフルエンザになる」と言われるほど、日本は他国の悪い影響を受けやすいです。このような不安定な日本株式を分散投資先として除外しているのは重要な事です。
②投資対象の内アメリカの割合が高い
世界の経済大国としてトップを取っているのはアメリカです。当然、世界の主要な大企業(グーグルやマイクロソフトなど)もアメリカにあります。それだけアメリカ株式の地盤は固く、安定しています。
また経済成長についても、ダウを見てもらえばわかると思いますが、右肩上がりで成長し続けています。これはアメリカの企業が成長しているとも言い換えることができます。過去にリーマンショックなどの景気後退面がありながらも常に高値を更新できる回復力は投資対象として安心です。
まぁこれなら「eMAXIS Slim 米国株式」でいいと思うかもしれませんが、「万が一」があります。長期投資で資産運用をしていく以上はリスクをできるだけ減らす必要があるため、他にも安定している先進国を投資対象にしておくべきです。(新興国は将来的な経済成長が見込まれるが、リスクも高いため投資対象にはしない)
③信託報酬が最安値
これは今更言わなくてもいいかもしれませんが、信託報酬が他のシリーズと比較して最安値です。信託報酬については僕の過去の記事「新卒から始める資産運用~インデックス投資編②-②」を読んでください!!
今回の記事はここまでにさせていただきます!どうでしょう?「eMAXIS Slim 先進国株式」の魅力について少しでも、わかっていただけたら幸いです!!
次回の記事では、実際にインデックス投資を始める際に、お勧めの証券会社と口座開設の仕方を説明していきます!ご閲読ありがとうございました。これからも皆さんに役立つ記事を書いていくつもりです!応援よろしくお願いします!